整形外科領域

整形外科領域も画像による治療効果判定が主流になってきています。近年注目されている再生医療も、骨折治療や関節軟骨の再生など整形外科領域において非常に期待されていますが、これらはMRIやX線等による画像評価が必須の領域です。マイクロンは整形外科領域の中央判定、解析で豊富な実績があり、臨床研究から企業治験まで幅広く対応しています。大容量のデータに対応するサーバーや独自の遠隔読影システム、充実した解析スタッフにより、1000例を超える大規模試験にも対応し、迅速で効率的な中央判定を実施可能です。

実績・対象疾患

対象疾患 モダリティ
人工股関節 X線
骨粗鬆症 X線、DXA
椎間板ヘルニア MRI
アキレス腱計測 X線
股関節(再生医療) MRI

X線やMRIを中心に、椎体骨折評価(SQ法、QM法)、DXA骨密度判定、ボリューム解析、関節の構造学的評価(3D MOCART法など) 及び質的評価(T2マッピングなど)、などの経験があります。上記以外にも幅広い基準、解析に対応いたします。

 

 

本領域でのマイクロンの強み

MRIに関する専門性

関節炎や骨再生の治療効果判定では、MRIによる画像評価が注目されています。また、多施設共同試験では、撮像方法の標準化や最適な評価方法の選択が重要になります。マイクロンにはMRIの臨床経験(診療放射線技師)や研究経験を有するスタッフが多数在籍していますので、試験に最適な撮像方法や解析・評価方法のコンサルティングサービスを提供いています。実際の試験では、専門スタッフが実施医療機関の放射線科を訪問し、最適な撮像パラメーターの調整を行うことが可能です。専用ワークステーションを用いた高度な解析を行っており、解析の標準化にも対応しています。

 

大規模試験への対応

マイクロンでは大量の画像が発生する大規模試験を効率的に実施するため、画像回収から読影まで一貫した独自の読影システムをご用意するとともに、様々な工夫、サービスを提供しています。例えば椎体骨折の判定では、読影医が椎体レベルを特定しやすいように、専門知識を有するスタッフが椎体番号をあらかじめプロットする、読影医が迅速に読影できるよう表示する画像の順番や位置などを各々の読影医の好みに合わせて微調整しておき、1ボタンで瞬時に表示できるよう設定する、など目に見えない念入りな工夫をしています。これらは、整形外科領域に関する医学的な専門知識と豊富な中央判定の運営経験がベースにあり、皆様のベストパートナーとなるべく、質の高いサービスを提供できるよう努力しています。